2月4日(土)
今日は書店に蛭田亜紗子「愛を振り込む」の文庫版を探しに行きましたが見つからず、検索してみたところ発売前でした。
趣味にそこそこのお金を費やしておるため、タイトルにひきつけられまくるところがあります。発売されたらすぐに買いたいです。
ほかにおもしろそうな本を選んで数冊購入しました。
その中の一冊、柚月麻子の「けむたい後輩」を読了しました。
「伊藤君AtoE」を先に読みましたが、夢があるけれど大した才能もなく、大して努力もせず、言い訳ばかりして、才能を持った人やまじめに努力している人を笑いものにして、自分を保とうとするような人が大嫌いなんだなーということがよく伝わってきました。
朝井リョウの「何者」にもそんな感じのくだりがあったなーと思いつつ、なんらかの成功をおさめている人は、心無い人たちからの嫉妬を受けまくって、つらいのだろうなーと思いました。有名税という言葉がありますが、そんなのを受けるあれはまったくないよねと思います。
才能によるものであれ、努力によるものであれ、何かを差し出せば傷つくこともたくさんあると思うけれど、それでもその場に居続けている人はえらい。